トミーと名付けられたクマの人生は2016年のある日を境にガラリと変わりました。

トミーはアルバニア共和国のレストランで小さなコンクリートの檻に見世物として閉じ込められていました。

彼の所有者は、彼にビールとパンを与えていたと言います。

彼は小さな頃からずっとこの狭い檻に入れられていたと考えられています。

Four Pawsの救助隊がトミーの所有者と交渉し、なんとか彼をシェルターに連れて行ける事になりました。

しかし、彼が立ち直ることが出来るかどうかは誰にも分からない状態でした。

Four Pawsのコミュニケーションディレクター、クレア・ラフランスさんによると、

「トミーは野生の子であると考えていて、私たちが救助する前の約2年間はとても厳しい状況下にいたと考えられる。」

ということでした。